整理ができたので…2023・宮古島トライアスロン総括

トライアスロン

2023・宮古島トライアスロンから3ヶ月経ちました。

大会直後はもやもやしていて総括できなかったのですが、やっと気持ちの整理ができたので本番の日の記録と感想及びトライアスロン引退宣言です。

因みに・・・

整理のついてないブログはこちらです

って言うか、”ゆぅ”以外誰がこのブログ読むんだろ🤣

ま〜、いいかっ。

宮古島入り~

2019・宮古島トライアスロンに出場して以来の宮古島!

やってきたよー。

足の故障で今年に入ってからと言うものの、ポイント練習は全くできなかった。

けど、なんちゃってブリックトレは3回こなせた。

大会1か月前の板橋マラソンは足に痛みがあり回避し、その代わりとして同日にインドアライドからのランをしたのだけれどもやはり足に違和感が走った。

子供たちも一緒に宮古島入り

大会1週間前からはトレーニングすることなしに軽い調整のみで行こうと決定。

足の不安と重さ、疲労感を残して宮古島入りした。

宮古島に入ってからも全く練習できなかった。

ただただ沖縄料理を食す。

食欲は相変わらずあるので少し太ったかな。

やっぱオリオンビールでしょ

1週間前からずっと足は重くて練習できない状態でした。

年齢のせいなのか、足の重さがなかなか回復・改善されない。

これで本番は大丈夫かなと思っていたら、2日前からだんだん足が重いのが取れてきた。

いよいよ本番です。体調は悪くない。

選手登録、バイク預託と済ませた。

バイク預託前には“ゆぅ”と軽くポタリング。

バイクも調子いい。信頼しているバイクショップに出しているので安心だ。

大会当日

やったるぞ~

朝は3時に起きてホテルのビュッフェをいただきました。

食い過ぎだろ・・・

朝の5時半少し前に“ゆぅ”に車で送ってもらい会場へ。

まだ夜明け前で真っ暗だったが会場に着く頃にはうすら明るくなってきた。

みなさんバイクにエアーを入れたり補給食を用意したりと準備に余念がない様子。

前日は雨だったためバイクカバーを取り外して、タイヤにエアーを入れる。

と、前輪のエアーアダプター(うまく説明できないのですが、ディープリムなのでエクステンドしているツナギの部分)がスポンと外れてしまった…。😭😭😭

皆生大会でもなったのだったが、あの時は前日だったので自分で直せて”事なきを得た”のでした。

「また同じことになったら大変だ。これはプロに任そう」

信頼しているバイクショップにバイクの大会前のチェックしてもらってタイヤも新調したんだけどね.…。がっかり。

直せるかなー。

直るかな〜。

なんどか何度かやれることはやってトライしたがダメでした。

焦る、焦る(汗)

試走で問題なかったので工具もホテルに置いてきた。想定はしてたけど最後にまさかの想定外だった。

詰めが甘かったとしか…。悔やまれる。

時間が刻々と過ぎていく。

6時15分だ。

とうとうスイムスタート準備のアナウンスがあり荷物は預けなければならない。

空気入れをトランジット袋に預けて、もう直せなくなった。

ちーん🥹

万事休す。気が抜けた…。

私の宮古島がトライアスロンが終わった瞬間だった。

一瞬の間をおいて、気持ちを切り替えてとりあえずスイムはやろう。

最後ほどこんなもんかな、とすこし考えてはいたのでがっかりしたけどそれほどダメージはなかった。

“ゆぅ”にスマホでメッセージを入れて海に向かう。

トライアスロン仲間のMさん来ているだろうか?と周りを見渡すと・・・

Mさんがいたよ。相変わらず元気そうで何より。

バイクの件を話すと「メカニックがいるので見てもらえるかも」とのこと。

少し望みが…。

けど、直してもらっても大幅に遅れるのは確実なのでやる気が失せている自分がいる。

ここが自分のダメなところ⤵

(おこがましいけど本当のこと言うとあわよくば全体100位以内、年齢別10位以内を狙っていたの・・再度、おこがましいけど・・・)

ろくにスイムのウォーミングアップをせずスタートを待つ。

スイムスタート!

ここにいる人はみんな勇者だよ

スイムの課題は「ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり 焦らず」だ。

自分に言い聞かせながら泳いだ。

今までいろいろ考えてきたフォームとか力の入れ方、バタ足などなにも考えずに、ただただゆっくりと泳いだ。

水はすごく澄んでいてキレイでした

泳ぎながら考えたのは、バイク直るかな?どうしたらいいのだろう?とバイクのことと、あとは澄んだ海がきれいだな〜、と余裕で眺めていたこと。

海上ではライフセーバーがボートに乗って、海底ではダイバーがあーやって下から選手を見守ってるんだな。

感謝です。

そして、こんな感じで泳いでいたら自分はスイムでの事故はありえないよな〜、なんて思いながら泳いでた。

1周目アップ。38分。遅〜っ。けど、ゆっくり泳いでいるのだからこんなもんでしょ。

2周目も、ゆっくり、ゆっくり。課題通り泳げたよ。

タイムは…。次のバイクのことで頭がいっぱいで見てなかった。

どうせすぐには走り出すことはできないし…。つか、これで終わりかも。

頭の中は…でした

バイクの着替を取りに行くと“ゆぅ”が待っていた。

心配そうな顔してる。

もう、ダメなのわかっていたから立ち話。

時間が過ぎるのはどうでもいい。とりあえず「着替えてバイクを取りに行ってくる」と伝えて。

頭が真っ白でどこで着替えたのかも覚えてない。

バイクの格好に着替えて会場にいたスタッフにメカニックのことを聞いたら、「ここではもうメカニックがいないので直せない」とのこと。7キロくらいさきに行けばメカニックがあるとか。

それは無理でしょ⁉。

諦めて、コース脇の芝生で自分でタイヤ交換してみる。

“ゆぅ”もやってきた。

タイヤ交換すれば大丈夫だろ、と変な自信。

ほとんどやった事のないタイヤをはずすのがなぜか上手くいった。交換したタイヤにエアー入れてみる。

プシュー、スポン💦

あー、おんなじだバルブが簡単に抜けてしまう。

2度目のちーん😭😭😭

万事休す。交換してもダメだった。

自分では「もう、いいや。」と諦めた。

荷物をまとめて帰ろうとした矢先、会場のバイク担当スタッフがやってきたので事情を話す。

「ここまでせっかく来たのだから最後までやっていきなよ」

自分のために何人もの方が入れ替わり立ち替わり、いろいろ試して、メカニックにも連絡してくれたがダメそうだ。

もう、かれこれ1時間経過している。

スイムアップした選手が次々にバイクにまたがり、自分の脇を走り去って行く。

もうほとんどだれもいない・・・。

気持ちが折れて帰る用意をしていた矢先に、ある人物ががどこからともなくフラッとやってきて顔を覗かせた。

「どうしたの?」 「ちょっと、いい?」

タイヤの症状を見て判断して「僕、プロだからね」と手際良く直しにかかる。

選手の付き添いで来ていたトライアスロンショップの方らしい。

いろいろと試している。

本当に直るかな?

半信半疑だったが同じパーツを持っていたようで交換して…直りそう⁈

あれ!?直っちゃたよ!?。

その人物の名前を聞いたがはっきり聞き取れなかった。「千駄ヶ谷で…?トライアスロンショップしている…??」救世主だ、命の恩人だ。

なんとか走れそうだ。

「応急的なのでカーブや下り坂は絶対にスピードを落として気をつけて走ってね」命の恩人

「わかりました。ありがとうございます!!」

「じゃ、頑張って!」

スタッフのみなさん、命の恩人、”ゆぅ”の言葉を背にバイクに股がり走り始めたのでした。

バイクスタート

予定より約1時間遅れだ。

開き直ったのと、同時に涙が出てきた。

多くのスタッフがなんとか私を走らせようとやれることをやってくれた。その結果こうして走れたんだ。

順位はどうでも構わない。予定通り楽しもう。

楽しんだ。

そして足が動く。動いたような気がしただけかもだけど、疲労感は全くない。

気持ちが、高揚しているのがわかる。楽しい!

15キロくらい走っても誰も見えない、追いつかない。

その後一人見えた。抜いていく。

また少し走ると、もう一人、池間島の頃にはだいぶライダーが増えてきた。

池間大橋を渡る。海が澄んでいてキレイだ。

海を眺めながら走る。こんなにキレイなのね。

今までスピードばかり追い求めていてゆっくり見ることなかったな~、なんて考えながらペダリングした。

池間島を終えてしばらくは南下していく。向かい風とアップダウンが交互に来る。

と、“ゆぅ”がカメラ構えて待っていた。

なんで~?ここにいるとは思わなかったよ。

けど、“ゆぅ”ならありえる。

ピースサインして再び南下だ。次の目標は灯台。

ここは全行程の約半分の距離。

ここまで来るとライダーも増えてきてやっと”レースやってる感”が出てきた。あと、半分だ。

なぜか全く疲れてない。

「応急的なのでカーブはスピードを落として」恩人に言われたことなどすっかり忘れていつものようにすっ飛ばしている。

いつもならヘロヘロでゴールが長く遠く感じるのに・・・。

灯台をUターンして次は100キロ地点の”島の駅のみやこ”で“ゆぅ”が待っている。

宿泊しているホテル、来間島入り口、ホテル東急、製糖所など知ったところを走るので短く感じる。

マックスバリューを過ぎてもう少し。

あ~ “ゆぅ”がいたよ。カメラ構えてる〜。ガッツポーズして快調に通り過ぎる。

今度は2周目、またまた北上していく。

途中すでにバイクを終えてランしている選手とすれ違う。

自分のあまりの遅さに少し気持ちがへこんだ。

けど、すぐに切り替えてペダリング。

自分との闘いだ

あとこのバイクを乗るのも正味20キロ。

2回目の涙が出た。

室内ライドが多かったけど霞ヶ浦、荒川、多摩川、横浜にもよく行ったな〜。

落車も何度かした思い出のバイク。もうすぐこいつとの旅も終わる。

競技場が近づいてきた。

バイクフィニッシュ。

“ゆぅ”がいた。

なんか笑っているように見えたけど、なんでだろ?

今回は余裕で“ゆぅ”とおしゃべりしてバイクを置いてランのために着替え。

木陰で着替えていると小学生の女の子たちが立っている。私たちの着替え袋を預かるために待っているのだ。

レース中に癒された。

ランスタート!

さて、ランだ。走り出す。

バイク直後なので足が空回っているようでうまく走れない。

トイレはまだ行ってなかったためおしっこしたくてたまらない。

トイレを探しながらしばらく走ったらガソリンスタンドを見つけ、そこですることに。

なぜかMさんが前にいて偶然にもトイレであってしまったよ。

溜まっていたので2分ぐらいしてたような。

スッキリしてリスタート。

3キロくらいは調子出なかったがその後は自分の足になり、快調に走る。キロ5分45秒くらいで推移。

途中、野球少年団の子どもたちが踊りを、踊って応援してくれる。タコ踊り?走りながらもつい笑ってしまう。

癒されるね。

頭がふらつく。少し熱中症気味だ。沿道の方や“ゆぅ”からの氷を頭やうなじに当てながら走る。

“ゆぅ”が自転車で抜かしては撮影、抜かしては撮影してくれ、たまに氷を渡してくれる。

相変わらずの”神出鬼没”ぶりだ。

15キロ過ぎ、足が重くなってきた、日差しもちょうど強くなる時間帯。次のエイドが待ち遠しい。

けど、みんなもキツそう…歩いている人、急に立ち止まってしまう人。

あと4キロ、3キロ。

頭の中でカウントダウンを始めている。これでトライアスロン生活は終わりなんだ。

3回目の涙は汗と混ざって、顔がぐちゃぐちゃだ。

最後の田園風景。何もないのでさらに日差しが体に刺さる。

次のエイドまではあとどれくらい?

エイドのたびに水分補給、コーラ補給、冷えたスポンジを絞って頭から冷水をかける。

「お願いします!」柄杓で頭から冷水をかけてもらう。

砂漠のオアシスだ!こんな経験、トライアスロンをやっていなければ、出場していなければできないだろ。

変な優越感が頭をかすめる。相変わらず斜めった頭の中だ。

さぁ、最後の激坂だ。坂を下から見上げるとみんな歩いている。

自分も走る元気はもう残ってない。自分も歩いちゃえ。けど、なるべく大股で競歩のように歩いた。もう前の人を頑張って抜くつもりはない。

一緒にここまで来た単なる仲間たちだ。

最後の頑張りだ。

途中、先にゴールしている元オリンピック選手が声援を送っている「坂は少しでも走ったほうが疲れない!」

そんなの知るかよ。誰も疲れきって聞いちゃいない。

とうとう上り切った。あとはなだらかな下り坂を降りると競技場へ入る入り口だ。

夢だった最後の”ゆぅ”との同伴ゴールはあともう少しだ。

キョロキョロと“ゆぅ”を探す。

あっ、“ゆぅ”がいた!。

と、一眼レフカメラが入っている大きなリュックを背負いながら「これ、重いんだよね」と言って駆け寄って一緒に走り出した。

「持ってあげる」といったもののホントに重い。

肩にちゃんと背負うことにした。

リュックを背負いながら、おしゃべりしながら、ゴール時のポーズをどうするか考えながら、相談しながら、ケラケラ笑いながら走った。

後ろのランナーが気になったが写真のタイミングを測ってスピードを調節しながら走った。

あとはこの直線だ。

あ~、この瞬間。

噛みしめながら走った。

幸せだ~。

いつもの選手紹介のアナウンスは・・・聞こえなかった?聞いてなかった?

ゴール!

このリュック、めっちゃ重かった!

もはや涙は忘れてしまったよう。

清々しい気持ちだ。やり切った。

アー、終わったよ、全て。enough。

なんも言えね〜。

なんもいらない。

これ以上、何がいる?

幸せだなー。

トライアスロンは引退です

帰る日に…

最後に“ゆぅ”と一緒に宮古島のバイクコースを噛み締めながらレンタカーで回った。

あちこちのポイントで思い出が鮮やかに蘇る。

あんなこともこんなこともあったっけ。3回走ったもんね。

1度は“ゆぅ”も出場したね。

車で走っても長かったー。

よくこんな距離バイクで走ったなと思う。

ほんのちょーっとだけ、未練はあるけど、もうやってはいけないんだと自分に言い聞かせています。

それは大会少し前に朝起き掛けに倒れたこと

これが決めてになったし、怖くなった。

なので引退です!

当初の課題の

スイム ゆっくり

バイク 楽しんで、気持ち良く

ラン  噛み締めて  は、達成できたのでした。

これって、バイクのトラブルがなければ達成できなかったことだな、と思ったよ。

なんの因果だろ⁈

考えてきたことは現実になるんだよね。

それにしても今回の宮古島も“ゆぅ”の頑張りには負けたね。

これでトライアスロンは引退です。

“ゆぅ”今まで協力してくれて、それといつも精一杯の応援ありがとうございました。

大会関係者の方々、一緒に競技してくれた選手たち、宮古島島民のみなさん、ボランティアのみなさん本当にありがとうございました。

― そして最後に ―

命の恩人様、あなたがいなければ完走できませんでした。お陰様で、一生の思い出に残るトライアスロン大会になりました。

この場を借りで深く感謝申し上げます。

いつの日か自分もボランティアとしてまた宮古島にやってきます。

これで(涙)、おしま~い(笑) 

じゃん、じゃん。

(尚、今大会でスイムでは1人亡くなる事故、バイクでは2件の車との接触事故があったのでした)

コメント

タイトルとURLをコピーしました