日本人の貯金額ってどれくらい? 2023年

セカンドライフ

日本人の貯金額っていったいどれくらいなのだろう?興味がありますよね。

自分が世の中の平均と比べてどうかを知ることによって今後の人生をどう過ごすのか、過ごさなければならないのかが見えてきます。

今回のデータは「金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査の結果」を基にしています。

前提として

調査時期  2022年3月24日〜2022年7月6日

調査対象  二人以上世帯(5000世帯) 世帯主が20歳~80歳 単身世帯(2500世帯) 世帯主が20歳~80歳

インターネットで調査   貯金額「金融資産額」のことを指す。日常生活費以外の現金、株、金融資産、投資信託、貯蓄型保険などを指している。持ち家の評価額は含まれない

最新の貯金額の平均値と中央値

      

まず、最新の全体の平均値と中央値を見て行きます。

単身世帯

平均値871万円   中央値100万

2人以上世帯     

平均値1291万円   中央値400万円

これらは昨年よりも下がっているのです。

理由としてはコロナがほぼ終わったことによって出費が増え、物価の高騰によってこのような結果になったと考えられます。

平均値、中央値と言う言葉は今やいろんなところで聞かれるようになったので、ここでは簡単な説明にとどめます。

平均値•••全体の総数を個数で割った数値。平均値は実態とかけはなれる。テストの点数や身長などには有効     中央値•••下から数えた真ん中の数値。今回の場合の実態に近い。

年代別の貯金額

では次に年代別に見て行きましょう。

年代別平均貯金額 単身世帯

平均(万円)中央値(万円)
20代17620
30代49475
40代65153
50代104853
60代1388300
70代1433485
年代別平均貯金額 単身世帯

年代別平均貯金額 2人以上世帯

平均(万円)中央値(万円)
20代21444
30代526200
40代825250
50代1253350
60代1819700
70代1905800
年代別平均貯金額 二人以上世帯

これらを見比べると自分の客観的な立ち位置が分かります。

中央値平均値に比べるとかなり少ないのは貯金ゼロ世帯がかなり多いために足を引っ張っているのです。

貯金ゼロ世帯

では、貯金が全くできてきない貯金ゼロ世帯はどのくらいの割合でいるのでしょうか。

年代別貯金ゼロ世帯の割合

単身世帯(%)二人以上世帯(%)
20代42.135.7
30代32.423.9
40代35.826.1
50代39.624.4
60代28.520.8
70代28.318.7
年代別貯金ゼロ世帯の割合

働き盛りの20代〜50代でも単身世帯は3割以上、2人以上世帯でも2割以上は存在しています。

60代以上でも単身世帯は25%、2人以上世帯は20%くらいは貯金がないのがわかります。

貯金ゼロ世帯は生涯現役で働かざる負えないと言うことを意味します。

年齢に関係なくいくつになっても貯金できない人がいるのです。

我が国では貯金をしている人としていない人との二極化がどんどん進んでいるが現状です。

貯金ゼロ世帯を除いた年代別の貯金額

貯金ゼロ世帯を除いた場合にはどうなるでしょうか。

年代別平均貯金額 単身世帯 

平均(万円)中央値(万円)
20代307110
30代741270
40代1045374
50代1775610
60代1960950
70代20081000
年代別平均貯金額 単身世帯 (貯金ゼロ世帯を除く)

年代別平均貯金額 二人以上世帯

平均(万円)中央値(万円)
20代339200
30代679390
40代1132500
50代1684810
60代23171270
70代23601200
年代別平均貯金額 二人以上世帯 (貯金ゼロ世帯を除く)

貯金ゼロ世帯を除くと60代、70代では平均値では老後資産の目安となっている2000万円を超えられています。

しかしこれは一部の富裕層が平均値を押し上げているに過ぎないのです。

老後資産の2000万円を貯められる人はごく少数なのが現状です。

60代で資産が2000万以上の世帯は

単身世帯  23.7%

2人以上  29.1%

これは老後資産が準備できている人は2から3割いると言うことです。

一方で60代の貯金が100万未満の割合は

単身世帯  35%

2人以上  26.9%

となっています。

まとめ

いががだったでしょうか?

リサーチしてみるとその日暮らしに近い人がこんなにもいるに驚かされます。

日本は完全に二極化しているです。

これからの日本はますます厳しくなっていくでしょう。

AIや技術革新でどんどん仕事が人からロボットにうばわれてるか現状です。

セルフレジなどやロボットにより人件費は削減されています。

高齢者は物覚えが悪くて仕事を得るのに条件が悪くなってきます。

つまり、職に就くのが困難になるのです。

ですので、一番若い今から老後の準備が必要です。

具体的には私もいま勉強中です。

皆さんのお役に立てる情報を得ることができたらブログに書いてみようと思います。では。

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