初めて参加した宮古島トライアスロンでの出来事
まだ競技を始めて3年目でした
初めてのロンクディスタンス
今までの大会とは別物
自分にとっては未知の世界
考えられないほどの距離と時間
どれだけ疲れるんだろう。本当に完走できるのかしら⁈
大会のことを考えて緊張しながら私は宮古空港に降りたったのです
トライアスリートばかりの乗客に紛れて通路を抜け宮古空港を後にする
歩いている先に私の前には数人の元気な日焼けしたトライアスリートたちがいました
彼らはすごく楽しそうなので目立っていました。ネックレスやミサンガみたいのもつけちゃて・・
その時はなんとなく観てたのですが、行動パターンが同じ人はいるものです。。。
レンタカーを借りるのに、レンタカー屋さんに行きましたら、そのグループも一緒にいました
やはりめちゃめちゃ元気で目立ってた。大会を前に緊張している私とは大違い
その後、選手登録するために、登録会場であるJTAドーム宮古島に足を運んで並んででいると、そのグループの人たちもいたのです
またまたえらい元気なので目立ってました。この頃になるとさすがに顔も覚えてきました。
今回はじめての宮古島大会と言うこともあり、水泳がスタートされる便利な宮古島東急ホテルに宿泊しました
宮古島東急ホテルに到着後少し休んでー
輸送されて倉庫に置いてあった自分のバイクを組み立てて駐輪場に預けて一安心、その後はスイムがスタートされる海岸へ下見に行きました。
そうすると、空港からずっと一緒だった彼らが海で泳いでるではありませんか
ワイワイ、、キャッキャっ ここでも元気いっぱい
ほんとに元気な人たちだなと感心しました。
彼らも同じホテルかな?
次の日は土曜日でバイク預託の日でした。
組み立てたバイクを預けて東急ホテルの周りを散歩していると、昨日あったグループの人たちがランニングをしているではありませんか。
「明日本番なのに体を休めないのかな」
けど、「いかにも速そうな感じだし上位を狙う方達なのかな?」
大会当日、この日がやってきた!
スイムからスタート、バイク、ランとこなしていきます
はじまってしまえば緊張なんて吹っ飛んで無我夢中でがんばりました
長い1日がおわりました。消耗しました・・・かなり
はじめてのロングディスタンスでしたが何とか完走できました
体のダメージは尋常ではありませんでした
ものすごい疲労と筋肉痛と腰の痛みで、その日はただただ寝込んでいました
内臓疲労も加わり、体の中から外から今まで体験したことのないような感覚・・つらい
足の爪が剥がれかけ、豆も潰れて、うまく歩けず、腰もものすごい痛みでコルセットを巻いて壁に手をつきながら足を引きずり何とか歩けるような状態でした
トイレに行くのもやっとです
翌日、朝食のビュッフェを壁伝いに歩き、力を振り絞って何とか食べに行きました
もうすぐ宮古島を去るのかと言う思いがこみ上げ、くたびれた体でもう一度綺麗な海を眺めたいとやっとの思いで足を引きずりながら海岸に出てみると、あのグループの方たちが波に突っ込んだり、おいかけっこしたり泳いだりして海で遊んでいました
わいわい、きゃっきゃっ
昨日、確かスイム3キロ、バイク157キロ、ラン42.195キロ走ったんだよね
その姿を見た瞬間ひっくり返るかと思いました
感心を通り越して、呆れ果てた瞬間でした
考えられない呆れるほどの体力・・・どんだけ体力があるんだろう?
まさに アンビリーバブルな光景でした
これこれがトライアスリート
これがストロングマンなんだよね、と感じた最初の体験でした
私はと言うと、翌日帰宅して早速Amazonで松葉杖を購入してしばらくお世話になっておりました
じゃん、じゃん
つづく
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