これが適切なお金の使い方、使う時期  ROAD TO セカンドライフ(体験>お金)

セカンドライフ

この本のタイトルのゼロと言うのはお金のことを言っている。

お金がゼロで死ぬと言うこと、つまり全財産を使い切って死にましょうと言うことである。

一般的の人は財産が一番多いのは死ぬときだそうです。

「お金を稼ぐのは大切だが、貯めたお金はこの人生の制限時間内に使い切るべきだ。」と本書は言っている。

では何にお金を使うのか?

「それは経験だ。経験にお金を使うことでしか人生は広がっていかない。」

この記事はこの本の要約です。

セミリタイアを計画している私にとって大変ためになったし、共感した部分が多い内容でした。

この本を皆さんとシェアしたいと思い記事を書きました。

この記事がお役に立てれば幸いです。



今しかできないことにお金を使う

若い頃はとにかくいろんな経験をして自分に投資すべきである。

若い頃に得た経験は、その後何十年も記憶として残り、人生の生き方や考え方に大きな変化をもたらす。

良い経験をすると、その後の人生に大きな収穫をもたらしてくれる。そして良い経験にはお金がかかることが多い。

年を取ると体力、気力が衰えてきて楽しむことが限られてくるのである。

だから今しかできないこと、若いうちにしかできないこと、つまり経験にお金を使う事はとても価値のあることである。

お金の価値は加齢とともに低下する

お金の価値は加齢とともに低下するものである。

お年寄りに大金を与えても使い道がないのである。

年を取ると体力や意欲が落ちて行動が穏やかになっていく。

覚えておいて欲しいのは、若い頃にしたいと思っていることが歳をとってからもしたいか、というとそうでもない 

今の気持ちはもう二度とやって来ないかもしれない。

若いからこそ、お金の価値を最大限引き出すことができる。

今お金を使わなくてどうする。



人生とは経験の合計である

人生とは経験の合計である

死の間際に人生を振り返ったときにその合計された経験の豊かさがどれだけ充実した人生を送ったのかを測る物差しになる。

人生の最後に残るのは「お金」ではなく「思い出」なのです。

その経験は、その瞬間の喜びだけではなく、その後の人生で何度も何度も思い出せる記憶になる。

だから、できるだけ若い頃、素晴らしい経験を積めばその後の人生で何度もその記憶を思い出すことができる。

経験が浅い人はただ歳をとっただけの人だ



私たちは死ぬまでお金を貯め続ける

私たちは死ぬまでお金を貯め続ける。

金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と戻ってこない。

ほとんどの場合、そうやって貯めたお金を生きている間に使い切ることはできない。

DIE WITH ZERO = 全財産が0円になるように使い切って死ぬ必要があるわけだ。

どこかのタイミングで意識的にお金を減らして行かなければならない。

みんなあまりにも今の喜びを先送りにしてお金を貯めることにばかり夢中になりすぎている。

どうせお金を死ぬまでに使い切れないのであれば、素晴らしい経験に少しずつ使おう。

それでも仕事が好きな人は仕事に100%集中するためにタクシーや家事代行サービスを利用しても良い。

寿命を予測する

人生の最後の日に向けてお金を使い切るには自分の寿命を正確に知らなければならない。

人間はいつ死ぬのかはわからないのでそれに関しては最大まで生きると考えればいい。

日本だと90歳位だろう。

寿命をおおよそ知れば死ぬ間際でお金がなくなる事は無い。将来の不安もなくなるだろう。

自分があとどれぐらい生きるのかを真面目に考えてみることには、非常に価値のあることである。

自分の寿命を知れば、物事を先送りにしている時間があまりないことにも気づける。

お金をケチってやらないでいることが良くないことに気づけるだろう。

死ぬと言う事実から目をそらさずに人生を計画するんだ。

健康は金よりも重い

健康は金より重い。

年齢を問わず健康ほど経験を楽しむ能力に影響するものはない。

健康であれば、たとえお金が少なくても素晴らしい経験ができる。

恋愛もできるし、旅をすることだってできる。

そのため、若い頃から健康管理を徹底すること。

「人生を最大限楽しく生きるために良い経験を積むこと」だ。

そのためには健康が必要不可欠なわけだ。

だから、若い頃から健康に投資しておくんだ。

食生活に気をつけ、筋肉を鍛えておけばできるだけ多くの経験も楽しむことができる。



人生最大の後悔

余命数週間の患者に人生で後悔していることについて聞いてみた。その中で最も頻繁に耳にしたのは、

「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」と言うものだった

他人が望む人生ではなく、自分の心に正直に生きればよかったと言うことだ

私たちは周りを気にしすぎて自分に忠実に生きられないことが多い。やりたい事は多少お金がかかってもやるべきだ。

「働きすぎなければよかった」

以外にも働きすぎを後悔している人は多い。逆に一生懸命子育てしたことを後悔する人はいなかった。

子供が小さい時にできるだけ一緒に過ごすのもその時にしかできない貴重な経験だろう。

いつから行動に移すのか

無理してでも今しかできない経験にお金を使うことだ。

若き時に本を読んで得た知識、素晴らしい経験は、その後の人生で長く役に立つだろう

働きながら、自分の残りの寿命、残りの人生にかかる費用をシュミレーションして、人生でやりたいことを考えておく。

働きながら、自分の残りの人生分のお金を貯蓄できた段階で、稼いでいる以上のお金を使い始めなければいけない

そうしなけれ資産が減っていかない

その年齢は45歳から60歳の間がオススメで、この間に積極的にお金を使うモードに入るべきだろう。

60歳すぎてから貯めたお金を使おうと思っても死ぬまでにお金を使い切ることができなかったそうだ。

つまりゼロにならない

老後になったらお金を使う機会は激減する。

実際に日本でも高齢者はお金を使わないから溜まりまくっている

だから健康管理をしつつ、老後のためにたくさん貯金するのではなく、

お金をもっと早い段階で使い始めるべきなんだ。

それが大体45歳当たりだ。

さっきも言ったように健康が第一だから、健康にお金を投資するのもいい

まとめ

今でしかできないことにお金を使う。

お金の価値は、加齢と共に低下する

人生とは経験の合計である。

今のままだと私たちは死ぬまでお金を貯め続ける。

自分の寿命を予測し、死ぬまでにいくら必要なのか計算する

健康はお金より重要

人生最大の後悔は「自分に忠実に生きれなかったこと」

45歳をめどに資産を取り崩し始める。

たとえ今40歳50歳だとしても、人生で今が1番若いまだ間に合う。今すぐにいろんな経験を積むべき。

死ぬときに”やり切った”と思って死ねるように

この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。では。

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